日本の介護福祉の現場では、外国人の受け入れがひろがっています。それにともない、介護福祉の現場に就職することを目標にして来日し、学校で学ぶ外国人留学生も増えています。

日本の介護福祉の現場で活躍するためには、介護福祉の専門的な知識や技術を習得することはもちろんですが、日本文化を理解し、接遇マナーの基本を身につけ、介護の利用者やその家族、あるいは他の職員などと円滑なコミュニケーションをとることができる人材であることが必要です。

本書は、外国人留学生を対象に、田中恵子先生を編著者として、介護福祉の教育や研修の豊かな経験をもつ先生方によってまとめられたテキストです。外国人留学生にとって読みやすいように、かんたんな文章で書かれていますので、自学自習にも活用することができます。

はじめに
このテキストでよくつかう言葉の解説

1　日本の介護福祉の現場
2　日本の生活文化を理解する
3　接遇マナー1　接遇マナーの基本
4　接遇マナー2　来訪者の応対と訪室・訪問のマナー
5　利用者・家族に対する応対のポイント
6　介護福祉におけるコミュニケーション
7　職場の人間関係とコミュニケーション
8　電子メールとビジネス文書
9　介護福祉従事者として日本で就職するために

面接試験の想定質問