●医療秘書の最新の職務内容を網羅する
医療秘書の役割や実務は時代とともに変化します。本書は、姉妹テキストである『現代医療秘書──役割と実務』とともに、現代の医療秘書に求められる最新の職務内容を網羅し、詳しく解説しています。

●実際の場面を想定したワークでスキルと心を養う
医療秘書として、病院やクリニックでどのように働くのか。講義だけではなかなか伝わりづらい部分ですが、本書のワークでは医師のサポートや患者応対のさまざまな場面を具体的に想定しており、実際的な理解が可能です。

●医療秘書の職場環境を実感させる設定 総合演習では、医療秘書の活躍する場として総合病院、医科大学附属病院、クリニックを設定。それぞれの医療機関における一日の活動の中から、医療秘書が身に付けておくべき技能や、サポートする心を学びます。

●講義用指導書を使ってより充実したワークを
講義用指導書では、テキストの解説や解答例に加え、ワーク指導のポイントも掲載。授業外での学習の進め方や、ロールプレイングの効果的な取り組み方などについて詳しく説明しています。実践的な力を習得するための授業づくりにぜひお役立てください。

第1章　医療秘書の役割と資質
　1．医療秘書の役割
　2．医療秘書の資質

第2章　接遇　医師のサポート（来客応対）
　1．接遇の基本
　2．接遇の実際

第3章　接遇　患者応対1（受付・窓口業務）
　1．患者対応の心構え
　2．患者対応の実際

第4章　接遇　患者応対2（いろいろな対応）
　1．心情理解と共感
　2．さまざまな患者への対応
　3．クレーム対応

第5章　電話応対
　1．電話応対の基本
　2．患者との電話応対
　3．医師に関連する電話応対

第6章　情報の管理
　1．情報の収集と管理の方法
　2．医療機関における情報技術
　3．診療情報の管理
　4．統計の基礎知識

第7章　文書処理
　1．一般文書（ビジネス文書）
　2．英語の文書
　3．医療関係文書